2011年4月1日金曜日

東日本大震災(Ⅲ):メルトダウンは(19)

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【● 発表される映像とか記事とかは、時間がすぎると削除されていき、あとでみたいと思ってサイトを検索すると、「みつかりません」とか「削除されました」とか出てきてしまう。
 膨大な情報を処理するメデイアではいたしかたないことだろう。
 でもそれでは惜しいので、気になった情報や映像をとりあえず個人的にコピーして、後日に今日この日を振り返ったときの参考にしたいと思っている。】



 東日本地震が発生して丸3週間が過ぎようとしている。
 午後には4週間目に入る。
 津波の被害は死者行方不明者で2万8千人を超える。
 さらに増えていくだろう。
 これは直接被害によるもの。
 間接被害がではめてくると3万5千人を超えるかもしれない。
 政府の発表した被害総額は「20兆円」
 これに各種産業の衰退ということを含めると、ゆうに100兆円にはなるだろう。
 1年間の国家予算規模。

 福島原発はどんどん悪くなってきている。
 放射能が世界を駆け回りはじめた。
 もはや日本一国では対処できない事態に突入している。
 日本はメンツを捨てて世界から助言を仰いでいる。
 だが、見通しは暗い。
 福島第一原発はすべて廃炉となった。
 今後の原発計画はすべて中止になった。
 そして、おそらく計画使用年数のきた日本国内にある原発は一つ一つ止まっていくだろう。
 向こう20年ほどで、いくつかの実験炉を除いて、原発は日本列島から消えていく。
 
 日本からヒト・モノ・カメが逃げ始めている。
 だが、日本民族は日本列島を離れることはできない。
 日本の行き先は暗い。
 電気の供給は徐々に低下していく。
 ということはパワーを失っていくということ。
 豊かさの象徴であった、東京デイズニーランドは廃園されるであろう。
 それはパワーを失ったモノの姿である。
 豊かさを支えているのはパワーであるが、いまそれが明確な形で目の前から消えようとしている。
 パワーを失った日本。
 それがこれからの日本。
 今はまだ福島第一のみ。
 これから徐々に手足をもがれるようにパワーが消えていく。
 
 原子力のパワーは日本の電気パワーの30%になる。
 代替エネルギーで補っても、その半分を充当するのがやっと。
 豊かさが15%消える
 それがこれから進もうとする日本の向こうにある現実。
 日本は「小電力化プラン」に取り組むことになろう。
 それは国家社会改造計画
 日本の国自体を小電力化すること、それが推し進められていく。
 節電ではない。
 節電の時代は終わった
 これからは、小電力化となってくる。

 日本人の心理の改革も進むだろう。
 経済を支えているのはパワー。
 パワーを失った経済は成り立たない。
 よって、これからの日本にあっては経済は脇役に引っ込む
 経済の時代は終わったということ。
 経済がもたらす豊かさの時代は終焉を迎えたということ。
 もはや、豊かさの時代は過ぎ去ったということを、精神の奥に叩き込む意識改革が実行されてくるだろう。
 小電力になった分、民族は耐えねばならぬ

 豊かさからの逃亡ではなく日本から豊かさが逃げていく
 「豊かさの逃亡」
が始まりはじめる。
 目の前に大きくそびえているのは
 「貧しさの塔」 
である。
 ステップを10年毎で区切ってみるなら、これからの10年は豊かさしか知らない日本人にとって
 絶望としか思えない姿
だろう。
 タイガーマザーが中国なら、
 痩せこけた竜、
それが日本の姿になる。
 まさに「中国お嬢様」に対する「孤児」
 
 でも、
 リトル・ドラゴンは必ず復活する。
 今は傷を癒すために、水底に沈んでいく。
 動かずじっとしているしかない。
 それが、これからの10年。
 最悪事態だといっていい。
 そして癒しが始まる。
 10年。
 そして再び水面を蹴るのは20年後だろう。
 そのときのドラゴンはどう変わっているのか。
 思いも掛けない変化がドラゴンを作り替えるだろう。
 その芯にあるものはもはや経済ではない
  

毎日.jp 毎日新聞 2011年4月1日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110401ddm012040164000c.html

東日本大震災:エネルギー計画見直し 「原発ありき」転換

 東京電力の福島第1原発事故の収拾のめどが立たない中、菅直人首相がエネルギー基本計画の見直しに言及したことで、原発の新増設を前提にしたエネルギー政策を政府が抜本的に転換する可能性が高まった。

 「地震の影響は調査中」(北海道電力・佐藤佳孝社長)、「(3月中に示す予定だった)経営計画は4月下旬に示したいが、約束できない」(関西電力・八木誠社長)。
 先週から今週にかけて記者会見した電力各社トップは、震災で見通せなくなった先行きにそろって厳しい表情を見せた。

 今回の震災では、東電や東北電力にとどまらず、電力卸を含めた全12社が経営計画の発表先送りを余儀なくされた。
 国民の原発不信が高まり、
 「(供給見積もりの前提である)新増設や運転再開の議論がまったくできなくなった」(経済産業省幹部)
ためだ。

 中国電力は震災後、関係者への福島第1原発事故の説明を優先するとして、上関(かみのせき)原発(山口県上関町)用地の造成工事を一時中断。
 中部電力は浜岡原発(静岡県御前崎市)6号機の着工を2015年から1年延期することを決めた。
 関電も美浜原発(福井県美浜町)1号機の後継機設置に向けた地質調査を中断。
 福島第1原発事故が長期化する中、電力各社は
 「想定を超える津波が来たことへの対応を緊急にやること」(中国電力・山下隆社長)
しかできない状況に置かれている。
 首相の発言は、こうした原発見直しに拍車をかけそうだ。

 震災前、原発は日本の電力の約3割を賄っていた。
 原発運転を抑えている間は火力依存を高めざるを得ず、石油や液化天然ガス(LNG)の高騰時、燃料費負担が重くなる。
 一方、政府や電力業界が「安上がり」と主張する原発も、東日本大震災に耐えうる安全対策が求められるのは必至で、運転を続けられたとしても高コスト化は避けられない。

 また、昨年6月に閣議決定したエネルギー基本計画は、30年までに原発を14基新設するとしている。
 原発の新増設をストップすれば、電力供給の根幹が揺らぎ、企業活動や暮らしに大きな影響が出るのは確実。
 原発14基に代わるエネルギー源をどうするのか。
 あるいは、節電をさらに進める具体策を示せるかが、菅首相に問われることになる。

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 ■電力各社の主な原発の計画変更■

電力会社  変更点

東京   ・福島第1の1~4号機廃炉を検討。菅首相「(5、6号機を含む)全機を廃炉にしないといけない」
中部   ・浜岡6号機の着工を1年延期
     ・12年4月予定の浜岡4号機のプルサーマル計画開始を見直し
関西   ・美浜1号機の後継機設置に向けた地質調査を中断
中国   ・上関の準備工事を一時中断。建設工程変更の可能性
     ・茨城県の部品メーカー被災で、島根3号機の来年3月運転開始が遅れる可能性
九州   ・定期検査中の玄海2、3号機の運転再開を延期
     ・川内3号機の着工延期の可能性
Jパワー ・大間の建設を一時中断

 ※変更点の地名は原子力発電所名



 フランスの原子力会社アレバの社長とは女性であった。
 さすがこれは驚いた。
 日本には三菱、日立、東芝と3社がしのぎを削っているが、アレバはフランスでは独占企業である。

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NHKニュース 4月1日 11時37分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110401/k10015039831000.html

米軍の船が接岸 真水を供給へ

 福島第一原子力発電所では、アメリカ軍の大型船が専用の船着き場に接岸し、原子炉などを冷却するための真水を供給する作業が1日から始まります。

 原子炉や燃料プールを冷却する機能が失われた福島第一原発では、一時は冷却のための真水が不足し、緊急的な措置として海水が使われていましたが、長く続くと塩がたまって水の流れが悪くなるなどして、十分に冷却できなくなるおそれがあることから、現在は真水に切り替えて注水や放水が続けられています。
 東京電力によりますと、先月31日午後3時半すぎ、原発専用の岸壁に真水を積んだアメリカ軍の大型船が接岸したということで、1日は、1号機の北側にある「ろ過水タンク」と呼ばれるタンクに真水を供給する作業が始まります。

 一方、放射性物質に汚染された水の除去に向けた作業としては、1号機と2号機で水の移送先を確保するため、「復水貯蔵タンク」と呼ばれるタンクを空にする作業が行われているということです。
 同じ作業は先月31日、3号機で終わっていて、1号機と2号機でもタンクが空になれば、今度は、汚染された水の移送先となる「復水器」と呼ばれる設備を空にする作業が行われることになっています。

 また、1号機から3号機の「トレンチ」と呼ばれるトンネルの中に汚染された水がたまっている問題では、海への流出を防ぐために水位を監視する装置の設置が進められていて、東京電力は、汚染された水の除去作業を急ぎたいとしています。

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産経ニュース 2011年04月01日 18:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040118050054-n1.htm

東電、放射性物質拡散防止の樹脂散布を開始

 東京電力は1日、福島第1原子力発電所の敷地内約200平方メートルに、放射性物質の拡散を防ぐための粘着性の合成樹脂の試験散布を同日午後から開始したと発表した。
 1平方メートル当たり2リットル散布し、総量は400リットルに及んだ。
 効果を確認して本格的な散布も検討する。

 試験散布したのは栗田工業の「クリコート」。
 通常は山の切り倒しの処理などに使われるという。



 飛散防止剤の散布は、当初、3月31日午前に行う予定だったが、現地が雨だったため、実施を見送っていた。




福島民友ニュース 2011年4月1日 
http://www.minyu-net.com/news/news/0401/news12.html

福島の放射線量はピーク時の10分の1

 県内の放射線量は、県の31日午後5時現在のまとめによると、各地で横ばいか減少傾向を示した。
 福島第一原発事故発生後、放射線量が高めに推移している福島市は2.52マイクロシーベルト(前日比0.12マイクロシーベルト減)で、ピーク時の24.24マイクロシーベルト(15日)に比べ10分の1程度となった。
 県内で最も高い放射線量となっている20~30キロ圏の飯舘村は7.46マイクロシーベルト(同0.34マイクロシーベルト減)で、ピークの44.70マイクロシーベルト(15日)の6分の1程度に減少した。
 郡山市で2.14マイクロシーベルト(同0.32マイクロシーベルト減)を観測した。






== 東日本大震災 == 



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