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薄汚い孤児になった日本。
そして、「無能」と呼ばれる日本。
無能の国、ニッポン。
そこまで言われるようになってしまった。
『
日本経済新聞 2011/4/8 1:31
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E5E2E7838DE2E5E2E6E0E2E3E39494E3E2E2E2;at=ALL
韓国首相「日本が無能」 汚染水放出、事前連絡なく
福島第1原子力発電所の事故の波紋が、韓国で一段と広がっている。金滉植(キム・ファンシク)首相は7日の国会答弁で、福島第一原発から低レベル放射性物質を含む汚染水を海に放出する際、日本政府から事前連絡がなかったことに関し
「日本が無能」
と述べた。
また事故に伴う「放射能雨」を不安視する声が広がり、小中学校の休校が相次いだ。
金首相は議員が
「韓国の外交的な無能だと見る」
と指摘したのに対し
「韓国が無能なのではなく、日本が無能だと言いたい」
と応じた。
そのうえで
「我々だけが無視されたのではなく米国なども通報を受けなかった」
と説明した。
全国的に雨模様となった7日、首都圏の京畿道で幼稚園と小中の計126、南西部の全羅北道では4つの小学校がそれぞれ休園・休校した。
前日から天気予報を見た市民が放射性物質への不安から各地で学校を休みにすべきだと訴え始め、京畿道は校長の裁量に任せたため休校が集中した。
』
一国の首相に「無能」と言われた日本。
これで、さらに韓国へは日本の情報は流れなくなる。
「そんな無能な国からの情報などいらないだろう」
ということになる。
外交的には言ってはいけないことがある。
それを言ってしまった。
いうなれば、「パイプをねじ曲げてしまった」
これによって、さらに韓国はカヤの外に置かれることになる。
名目的な公式通達だけになる。
『
サーチナニュース 2011/04/08(金) 10:41
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0408&f=national_0408_074.shtml
日本からの放射能、「韓国では過剰に反応、休校が相次ぐ」―豪紙
日本の福島第一原子力発電所事故を受け、韓国では国民の放射性物質への懸念が強まっており7日、放射性物質を含む雨が降るとして、多くの学校が休校になった。
また、原発からの放射能汚染水の放出についても不安が高まっている。
オーストラリアでもこのニュースは報じられている。豪ヘラルドサン紙は、事故発生後初めての雨天となった7日、風雨で日本から運ばれる放射性物質に懸念して、大韓民国北西部にある京畿道(キョンギド)の126カ所以上の小中学校や幼稚園では一部休校するなどの措置がとられたと報じている。
同紙は、雨量に含まれる放射性物質量は、人体や環境への影響をもたらすものではなかったが、政府機関は7日、親たちを神経過敏にさせないよう教育当局に求めたと伝えている。
また、ソウル市教育当局のウィブサイト上では親たちの不満が徐々に増え、当局は、授業を中止することを拒否し、平静を呼びかけていたが、ウェブサイト上には
「子供について死ぬほど心配して眠ることができません」
といった投稿があると紹介している。
豪オーストラリアン紙も、韓国では東京電力が4日、1万1500トンの放射能汚染水を放出したことを聯合ニュースが緊急速報で報じたと伝えている。
一方、東京の韓国大使館は、日本からの事前通告がなかったとして同日、日本の外務省に事実関係を問い合わせ、近隣の海に放射能の影響が生じることに対して、どのような処置をとったかについて尋ねたと報じている。
』
あれは小学校の頃、アメリカがビキニ環礁で原爆実験をやった。
その放射能が日本に押し寄せてきた。
マスコミなどは「雨にあたるな」と叫んでいた。
雨にあたると、頭の髪の毛が抜けてハゲになるぞ、と脅かされた。
子どもだったので、これで学校が休校にならないかとそれだけを楽しみにしていたのだが、ついに学校は休みにならずいつもどおりであった。
なにか、損した気分であった。
『
中央日報 2011.04.08 17:19:02
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138975&servcode=100§code=120
【コラム】日本、政府が災いだ
人に迷惑をかけるな。
日本人が学校と家庭で集中的に受ける教育だ。
日本東北地方の海岸地域の住民は地震・津波で家族を失っても、他人に、特により大きな不幸にあった人に迷惑をかけないよう涙をこらえ、断腸の悲しみを黙々と静めた。
日本人の忍耐と自制と市民精神に世界が驚嘆した。
ところが日本政府はなぜこのありさまか。
東京電力が放射能汚染水を海に放出することを容認し、独島(ドクト、日本名・竹島)が日本の領土だと記述した歴史教科書の出版を主導することで、隣国の韓国に深刻な迷惑をかけている。
東京電力は高濃度放射能汚染水を原子炉内に保管する空間を確保するために、低濃度放射能汚染水を海に流した。
しかし日本政府はいつかは海洋汚染の被害を受けることになる周辺国にこうした事実を事前に通報しなかった。
海洋汚染を心配して放射能汚染水放出に関する詳細情報を要求する周辺国に対し、日本政府は厚かましくも
「濃度が低いので人体に被害はない」
「原子力廃棄物の海投機に関する国際法に違反しない」
などと空しい弁解を並べた。
該当地域の漁民もこうした言葉を信じず、汚染水放出を即時中断するよう求めた。
放射能の脅威は、常に最悪のケースに対応しなければならないことは日本人が最もよく知っている常識だ。
にもかかわらず日本は事前に一言の説明もなく1万トン以上の‘死の水’を海に放出した。
それが、より大きな災難を防ぐために避けられない措置だったのなら、それを説明して周辺国の理解を得なければならなかった。
放射能汚染水の放出が韓国人の肉体的な健康を脅かすものなら、独島問題に関する日本政府の言行は韓国人の心に鋭い刃を向けるものだ。
過去にも日本中学校の歴史・社会科教科書は独島を日本の領土と記述したが、今回は過去のどの教科書よりも具体的かつ直接的に明記している。
歴史教科書は
「韓国が独島を不法占拠している」
「安重根(アン・ジュングン)義士が伊藤博文を暗殺したため日本が朝鮮を併合した」
という勝手な解釈で歴史をねつ造している。
日本政府は次世代の日本人を歴史の文盲、国際的のけ者にするつもりなのか。
伊藤博文の玄孫である松本剛明外相は参院で、
「韓国が不法占拠している独島が他国のミサイル攻撃を受ければどう対応するのか」
という質疑に対し、
「竹島は私たち固有の領土であるため、私たち領土が攻撃されたものと見なして対応する」
と答えた。
竹島とは独島のことだ。 韓日強制併合の元凶であり初代朝鮮統監だった伊藤の子孫として遜色ない特級妄言だ。
松本外相は南山(ナムサン)に安重根義士の銅像が建てられたことに是非を論じた人だ。
日本外相の‘国際感覚のなさ’は、コーランを燃やしてアフガニスタンに反米暴動を触発させた米国人牧師の水準だ。
菅直人民主党政権は地震・津波と福島原発爆発という未曽有の災難の前で慌てて事故を膨らませたという批判を受けている。
日本政府は原発事故の初期、米国とフランスの支援を拒否し、事態収拾の機会を逃した。
日本政府のこうした無責任な態度は
「福島原子炉に外国に知られては困る秘密が隠れているのではないか」
という疑惑を呼んだ。
日本政府は原発被害地域の住民をどの距離まで避難させるのか、農畜産物の放射能被害はどの程度か、どの農産物を生産または出荷禁止させるのかなど、住民の死活がかかる情報を適時に提供しなかった。
日本人も日本政府の発表に不信感を抱いている。
災難の前で冷静な日本人に驚嘆した世界は、経済大国の指導者のみずぼらしい危機管理能力にまた驚いている。
地震・津波復旧と原発事態の収拾に投じる時間と力も足りない時に、隣国を相手に歴史歪曲だけでなく領土権まで主張する日本政府の無神経が恐ろしい。
これはグローバル時代の先進国政府の姿ではない。
日本政府が災いだ。
文部科学省は新しい歴史教科書で、外相は独島妄言で、韓国で熱くなった韓日友好ムードに冷や水を浴びせた。
韓国では冷静に対応しようという言葉が出ている。
冷静とは何か明確でないままこう話している。
私たちが進むべき道ははっきりしている。
逆境の中の日本住民に対する声援に拍車を加えながら、独島実効支配を着実に進行することだ。
妄動と妄言には反応する価値もない。
』
[◆ その後]
『
朝鮮日報 2011/04/09 09:04:53
http://www.chosunonline.com/news/20110409000011
福島原発:日本政府、今度は50分後に状況を通知
「福島第一原発に被害なし」
日本が福島第一原子力発電所の放射能汚染水を海に放流する際、韓国政府に対しては事前の通知を行わなかったが、これに対して韓国政府が抗議すると、日本政府は原発関連情報を韓国側にも迅速に通知するようになった。
また、これまで韓国側が強く要求してきた原発専門家の派遣も、近く実現する見通しだ。
日本の外務省は地震発生から50分後の8日0時20分、在日韓国大使館に
「福島第一原発では今回の地震による被害は出ていない」
と連絡してきた。
この連絡について大使館関係者は
「日本政府が深夜に原発関連情報を通知してきたのは異例だ」
とコメントした。
日本側は福島第一原発原子炉への窒素注入に関しても、開始の2時間前に韓国大使館に通知した。
これまで韓国政府が求めてきた専門家派遣問題も、来週ごろには決着がつく見通しだ。
韓国大使館関係者は
「韓国国民の不安を解消するためにも、韓国の原発専門家を受入れるよう日本政府に強く求めた。
すると日本の反応も前向きなものに変わった。
来週ごろにはこの問題にも決着がつきそうだ」と述べた。
一方、7日夜に日本で発生した地震の影響で、各地の原発では相次いで電力供給が中断し、女川、東通の両原発と、六ヶ所村の核燃料再処理施設の冷却装置が、1時間ほど稼働が中断した。
また一部施設では放射能に汚染された冷却水が漏れだした。
日本政府は8日、
「今回の地震の影響で、5カ所の火力発電所で稼働が中断しため各地で停電が発生し、原発への電力供給も一時ストップした」
と発表した。
電力供給が中断した核施設では、非常発電装置が稼働するまで1時間ほど、使用済み燃料プールの冷却装置も動かなくなった。
ただし、放射性物質が大量に流出している福島第一原発では被害は発生しなかった。
女川原発1号機から3号機の使用済み核燃料プールからは、放射性物質を含む冷却水が一部流出し、制御室の大型パネルも地震でストップした。
しかし、女川と東通原発では3月11日の地震発生以来、点検のために燃料棒は原子炉から取り除かれていた。日本政府は「地震後、原発周辺の放射性物質濃度に大きな変化はない」と発表した。
日本の気象庁は8日、前日発生した地震の規模を、マグニチュード7.4から7.1に下方修正した。
』
『
朝鮮日報 2011/04/09 09:03:00
http://www.chosunonline.com/news/20110409000010
金首相による「日本が無能」発言、日本政府の反応は?
官房長官「真意を確認」
金滉植(キム・ファンシク)首相による
「日本が無能だ」
という発言に対し、日本政府はデリケートな反応を見せた。
枝野幸男官房長官は8日午後に行った記者会見で
「そのような発言があったことについては、報道もされているため承知している。
現在、外交ルートを通じ発言の真意を確認しているところだ」
と述べた。
枝野長官は、日本の記者による
「韓国の首相による『日本が無能だ』との発言に対し抗議するつもりか」
との質問に対し、このように答えた。
一方、松本剛明外相は同日の記者会見で
「(韓国の)国民や首相が『日本政府や日本自体が無能』という趣旨で述べたものとは考えていない。
(福島第一原発からの汚染水の放出に関する)韓国政府の問題提起と受け止め、今後さらに努力していくべきだと考える」
と述べた。
金首相は7日、国会本会議で
「協定があるにもかかわらず、日本が(汚染水の放出を)事前に通告しなかったのは、韓国政府が外交的な無能ぶりを示したものではないか」
という議員の質問に対し
「『韓国ではなく日本が無能だ』と言いたい」
と答弁した。
』
表面上は流れるようになる。
が、肝心のモノがどういう風になるのか。
これは外交上の駆け引きで、出るものが出なくなる、或いは出るものの質が薄くなっていくというような形をとっていくだろう。
「無能」と言われて、「はいそうですか」と納得する国はない。
ということは、一国の首相が相手国を「無能」という方が「無能」である。
日本なら、この首相、近隣諸国に対する蔑視発言でクビだろうが。
韓国では、そういうことはないようだ。
文化の違いだろう。
その分、ギクシャクが増していく。
『
中央日報 2011.04.09 09:19:09
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=138979&servcode=A00§code=A10
「日本の汚染水放出、米国には3日前に同意受けた」
日本政府は福島第一原発周辺の海に放射性物質汚染水を放出(4日)する3日前、米国側から「放出を認める」という同意を受けたと、東京新聞が8日、政府関係者を引用して報じた。
同紙によると、米エネルギー省の関係者は1日、日本首相官邸で政府関係者に会い、
「汚染水を海に放出して一日も早く(福島第1原発の)原子炉を冷却する必要がある。
放射性物質は海で広がるので問題はない。
米政府は放出に抗議しない」
と伝えたという。
これとは別に駐日米国大使館と日本政府の関係者が東京電力本社で会って対策会議を開いた際も、米国は海への汚染水放出を認めたという。
同紙は
「韓国や中国・ロシアなどは汚染水の放出について『事前説明がなかった』と批判している」
とし
「日本政府が放出発表後に各国に通知したというが、米国とは放出開始の3日前に協議したことが明らかになっただけに、(周辺国の)反発が強まるおそれがある」
と報じた。
また米国は汚染水放出の翌日の5日、日本防衛省と自衛隊に対し、
「日本近海を航海する米国艦艇には海水を淡水化し、飲み物にして飲む装置がある」
とし
「汚染水が混じった海水を飲む場合、船員の健康に悪い影響が起こりうるので、汚染水放出計画および海での拡散状況、濃度などのデータを速やかに提供してほしい」
と要請したと、読売新聞が8日報じた。
』
危機はまだ去っていないが、IAEA“原発 改善の兆し”がみられる。
というのを平たくいうと、
「まだ危険な状態であるが、最悪の事態は去った」
ということになる。
よって、そろそろ周辺国に事故の経過をお知らせしよう、ということであろう。
すでに、地震より1カ月にならんとする。
ロシア、中国、ドイツ、インド、ベトナムなどがこの事故経緯と対応手段をノドから手がでるほどほしがっている。
そろそろオープンしますので、ご希望の方はどうぞ、といったところだろう。
まずは、韓国さんからお入りください、という優先度をつけてあげましょう、かな。
『
サーチナニュース 2011/04/09(土) 15:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0409&f=politics_0409_004.shtml
枝野氏「日本無能発言の真偽を確認中」…韓国「敏感に反応」
韓国の金滉植(キム・ファンシク)首相が
「日本に対して無能と言いたい」
と発言したことについて、枝野幸男官房長官は8日、「真偽を確認中」と述べた。
韓国メディアの関連報道の中には
「外交的な欠礼」
と指摘する声もあるが、多くは
「日本が敏感に反応した」
と伝えた。
金首相は7日の韓国国会で、
「東京電力が韓国政府に事前連絡なしに放射性物質を含む水を海に放出したことは、韓国政府の外交的な無能ぶりを示すものだ」
とする議員の質問に、
「日本政府と東京電力は指導力に欠ける」
と指摘、
「日本に無能と言いたい」
と答えた。
枝野官房長官は8日、記者から金首相の発言に関する質問を受け、
「外交ルートを通じて真偽を確認中」
と返答、松本剛明外相は
「そのような趣旨のコメントではないことを韓国側に確認した」
とし、問題視しない考えを示した。
韓国メディアは枝野官房長官と松本外相の見解を紹介し、
「周辺国に通報もなしに汚染水を海に流した日本が隣国の苦言に敏感に反応」、
「やはり日本は不快感を示した」、
「案の定、日本側が不快感を示すなど波紋が広がっている」
などと伝えた。
一部では
「発言の内容自体は間違ってない」
と 「日本無能」という見解には共感を示しつつも、
「一国の首相が他国の政府を公の場で無能だと非難するのは明らかに外交的欠礼。
金首相の軽い口が物議を招いた」
と、公の場であるまじき発言だったと批判するメディアもある。
』
外交辞令で
「
「そのような趣旨のコメントではないことを韓国側に確認した」
とし、問題視しない考えを示した。
」
と、日本側はうまくかわしたが、日本政府としては
腹が煮えくり返る思いだろう。
このツケ、いつかどこかで必ず出てくる。
ちょっと、コワイ。
外交とはさほど甘くはない。
== 東日本大震災 ==
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